日本の民族舞踊は数百年に亘り、小さな事を積み重ね、人から人への地道な伝承活動により、継承されてきました。イチロー語録は、とても舞踊活動に通底してます。
「夢をつかむことというのは 一気にはできません。
ちいさなことを積み重ねることで、いつの日か信じられないような力を出せるようになっていきます。」
「小さなことを重ねていくことが、とんでもないところに行くただ一つの道なんだなと感じています。」
「最高の打者と言われても10回に7回は失敗してるんですよ。まだまだ成長できます。」
「楽しんでやれ とよく言われますが ぼくにはその意味がわかりません。
楽しむというのは 決して笑顔で野球をやることではなくて充実感を持ってやることだと解釈してやってきました。ここに辿りつくまでのことを「楽しんでやる」というような表現はとてもできません。」
「チームの負けがこんでいるときこそ しっかりしなければいけません。それでモチベーションをさげる人は 言い訳を求めて逃げているのだと思います。」
「憧れを持ちすぎて自分の可能性をつぶしてしまう人はたくさんいます。
自分の持っている能力を 活かすことができれば、可能性は広がると思います。」
「一番苦しいと感じるのは できるのにできないということ。」
「自分だけは違う という発想は危険なんです。
自分にとって満足できるのは 少なくとも誰かに勝ったときではない。
自分が定めたものを達成したときです。」イチローの言葉は実に重みがあります。
本名は鈴木一朗。愛知県西春日井郡豊山町出身。
「日本人野手がメジャーで通用するのか?」
日米双方の危機感?冷たい視線を跳ね返し、2000年にシアトル・マリナーズに移籍。
打者としては、日本人初のメジャーリーガー誕生となりました。
彼は、どれほどの決意と勇気でチャレンジしたのでしょうか?
スポンサーリンク
米メディアはスーパースターが第一歩を踏み出したチームを去った後、復帰を飾る物語は美しいと伝え、米テレビ局「NESN」電子版は、ついにセーフコ・フィールドにマリナーズの選手として戻ってくるイチロー。
その“凱旋劇”は米スポーツ史上に残るものだとして、「イチロー・スズキとスポーツ界におけるオリジナルチームへの最高の復帰」として特集し、エールを送りました。
又、イチローの<凱旋劇>を裏付けるようにシアトル市民、チームメイトが温かく迎える姿は、人間イチローの勝利ですね。沢山の野球少年が未来のイチローを目指し頑張っています。
スポンサーリンク
日本におけるイチローは1991年にドラフト4位でオリックス・ブルーウェーブに入団。翌92年7月11日に福岡ダイエーホークス戦で初出場。
オリックス時代にはMVP、首位打者、打点王、盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞などを獲得。757試合目で通算1000本安打を達成は日本プロ野球史上最速。輝かしい実績です。
2001年4月2日にオークランド・アスレチックスとの開幕戦でメジャリーグデビュー。
入団後のイチローの実績は、誰も想像できない輝かしいものでした。
シーズン242安打(当時歴代9位)・打率3.5割をマークし、メジャーリーグ新人最多安打記録を樹立。新人王とMVPに同時に選出されほか、1年目から輝かしい驚異の成績を残し、オールスターゲームではファン投票1位を獲得。
2012年に突然、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍。
2015年からはマイアミ・マーリンズでプレーしてきました。
2018年再びマリナーズに移籍し、今回の入団会見です。
イチローの野球哲学~日本では功績を讃え2006年と2009年に紫綬褒章が贈られました。
更に国民栄誉賞の話が持ち上がったこともありますが「時機尚早」と自ら辞退したエピソードは、自分はまだまだというイチローらしい謙虚さと、今後の私を見ていて下さい、との自信の現れるだと感じました。凄い!の一言です。
アメリカに渡り18年、44歳レジェンドと言われながら、第一線で戦い続ける為の日常の努力、何よりも自分に厳しい自制心、あくなき向上心など、野球を超えた人格の輝きに魅了されます。
同じ日本人として、なんだかとても誇らしい気持ちにしてくれるイチローさんです。
益々のご活躍を祈りたいと思います。
イチローの活躍は、何か日本人として誇らしさを感じるのはなぜだろう~
小さな事を黙々と積み重ねる事は簡単なようだが、それは誰もが出来る事ではない。
誰からも無理だろう~と言われながら前人未踏の記録に挑みつづけるイチロー
本場、アメリカの球場でそのひたむき姿を見てみたい!!
スポンサーリンク
スポンサーリンク