2018年12月11日
  • 伝統と未来。北海道から沖縄まで全国の郷土舞踊のテンターテイメント。イベント・インバウンド・芸術鑑賞会・学校のダンス教育・文化交流公演など

敦煌に三味線の起源を探る

敦煌・莫高窟にみる東西文明の交流

2000年の夏、中国民族舞踊の取材で敦煌莫高窟を訪れました。

東西文明の大動脈、シルクロードの要衝、砂漠の大画廊と称される

莫高窟は、想像以上の壮観さで、その衝撃は今も忘れられない。

 

砂漠の中に突然現れるの膨大な莫高窟~~

人の力で、どの様にして作ったのだろう?

オアシスと並行する断崖の洞窟内は、仏教説話を中心にした絵画・塑像などで埋めつくされており、歴史と文化のルーツを目の当りにし、言葉を失った。

 

 

 

 

敦煌~莫高窟に見た三味線のルーツ

壁画の中に異国の弦楽器があった。

梅花琵琶・玉琵琶・曲頚琵琶など。

これらの楽器は古代ローマからシルクロードを経て東の果て、敦煌にまで伝わった弦楽器である。

 

どんな音色がするのだろうか?

演奏したのは女性?男性?

どんな時に演奏したのだろう~~~

嬉しい時?悲しい時?家族の団欒?

想像は果てしなく心踊る一時であった。

 

その楽器は、時代の流れにのり、

中国大陸から、琉球諸島に伝わり三線(さんしん)となった。

また韓半島から日本へも伝わってきた。

日本に伝わった楽器は北前船などの交易と共に北へ伝わり、津軽三味線へと変化していった。

 

奈良の正倉院には、世界で唯一現存する「螺旋紫檀五絃琵琶」が飾られており、その美しさから、幽玄な調べが想像される。

楽器が海を渡ってきた!

どの様にして~?

考えるだけで壮大なロマンに胸が踊る。

又、正倉院には琵琶はルイビトンのデザインのルーツではないか?と言われる琵琶もある。

見るほどによく似ており、敦煌の不思議な魅力は尽ない。

津軽三味線の由来

津軽三味線は遥かローマから、シルクロードを経て、中国、琉球、あるいは韓半島から海を渡って伝わったとされる。

 

楽器は、自分で歩いてきたわけではない。

誰かが、楽器を運んだのである。陸地を、海を。

人が楽器を運んだのである。

演奏家であろうか?

音楽とは関係のない旅人であろうか?

ラクダの背中に括り付けたのであろうか?

それとも、手持ちであろうか?

演奏家は、オアシスでの憩いのひととき、泉のほとりで奏でたのであろうか。

想像は果てしなくつづく……。

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文化の交流が人を世界を結ぶ

異国の音楽(楽器)は、民族や人種、宗教、風習をこえて、人から人へ伝わり、人々の心を豊かにする。

数百年前、伝えた人、伝えられた人がいた。

無名の人々が、時代をこえて、人と人を結んだ。

異文化交流は、世界を鮮やかに彩る。

その、厳たる証の一つが日本の津軽三味線である。

 

更に、独特の<節回し><手おどり>として確立された、

「津軽の歌と踊り」は遥かシルクロードを渡って日本にたどり着いた文化が、

東北に暮らす人々の精神文化で洗練され

芸術へと昇華されたと言っても過言ではない。

厳しい環境に暮らす人々が育んだ「音楽と舞踊」は

どんな苦難も跳ね除けて生きる、生きぬくエネルギーに溢れ、

見る人、聞く人の心に響く。

津軽三味線の響きは「東北の吹雪を表現している」とも言われる。

日本を代表する伝統楽器として注目される津軽三味線は、

その昔、ヨーロッパとの文化交流から誕生した。

だとすれば、津軽三味線の音色には日本だけでなく、

人間の切なる願い、平和で幸福な暮らしへの願いが込められていると言っても過言ではない。又、そうあって欲しいと切に願う次第である。

(執筆:演出部)

旅は自分さがし~敦煌の風に吹かれたい

三味線のルーツが敦煌にあると知り、数百年の歴史の上に今の暮らしがある事を再認識しました。

そして、それは自分自身のルーツを考える機会になりました。

 

今日の自分があるのは、両親、祖父母、兄弟、友人を初め、沢山の人に支えられてきた事への感謝の思いが胸に溢れ、心が穏やかになった気がします。

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人生は旅~~ともいわれます。

壁画に描かれた琵琶の音色を想像しながら、

悠久の歴史を刻む敦煌をゆっくりと歩き、風に吹かれてみたい!!

きっと、新しい自分との出会いがある~~発見できる~~

そんな思いにかられました。

皆さんも、<敦煌の旅>してみませんか?

 

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