東京の桜名所 ビルと桜が魅力
東京はビルばかりで自然が無いようですが、ソメイヨシノ発祥の地は植木職人が沢山住んでいた東京豊島区の駒込~都会のド真ん中です。
高層ビルが立ち並ぶ東京ですが、千鳥ヶ淵・新宿御苑・小金井公園・上野公園・隅田川・飛鳥山と、東京には桜の名所が沢山あり、近代的なビルとのコラボレーションも魅力のひとつです。
夜桜も格別です。
桜の開花予想に、毎日どこへ花見に行こうかな?ワクワク。
桜を愛でながらの笑顔と歌、踊り、忘れていけない花見弁当にお酒。
ウキウキしますね。
ソメイヨシノは気温を選ぶので最北は青森の弘前。
ソメイヨシノではありませんが、5月半ばに咲く北海道・静内の桜が最後です。
スポンサーリンク
桜と暮らしてきた日本人の心にピタリですね。
誰もが桜を見たら、何か思い出しますよね~。
暮らしの中に桜が深く根付いている事を表現していますね。
桜は3分咲き、5分咲き、そして満開!それぞれ風情があるますけど、
私が一番好きなのは、桜の花びらが散りゆく花吹雪の世界です。
散り方も見事で、一枚の花びらを残さず見事です。
散るさくらの風情は、人生もカクありたい!と思わせます。
偶然に立寄った写真展にこんなのがありました。
道一杯に散った花びらの写真~キャプションにはこうありまあした。
~廻り道して行こう、散ったんじゃない、来春の為に命を繋いでいる花びらを、踏みつけることなんて出来ない~命を繋ぐ為に散るなんて、桜に感動!
スポンサーリンク
小学校・中学校はじめ、校庭には必ず<桜>があり、入学式、卒業式に桜は切り離せません。
桜は日本人のアイデンティティを育ててききたのかもしれない~~
小学校で習う<さくらさくら>は子供が日本の四季の美しさに目を向ける引き金であり、
子供たちの心を豊かに育てます。
さくら さくら やよいの空は
みわたす かぎり
かすみか くもか においぞいずる
いざや いざや みにゆかん
これは、江戸時代から伝わる、読み人知らずの歌詞に曲がついたものですが、
もう1つ昭和16年に改められ、こちらを1番、元の歌詞を2番している事もあります。
さくら さくら 野山も里も
見わたす限り
かすみか雲か朝日ににおう
さくら さくら花ざかり
スポンサーリンク
スポンサーリンク
桜を愛する日本人の心は「軍国の花」として青春を散り急ぐ歴史の背中を押しました。
未来のある青年がどれほど、「桜の如く」と散っていったのか?
私の父は戦争体験をもちますが、親しくしていた友人に、特攻隊で息子をなくした人がおり、戦後何十年たっても、息子の死を悼み、戦争が憎い!
と、語っていました。
その姿は、忘れる事ができません。
毎年開催される戦友会に行く度に、父はその話を聞き、
悲惨な戦争を二度と起こしてはならないと言っていたことが思い出されます。
又、桜の木は燃えやすいので、薪や炭にされたと言います。
国策に反して桜を愛する人は、時に<国賊>と呼ばれる事さえあったと言います。
私は、毎年、桜の花と共に様々な思いが蘇ります。
スポンサーリンク
「人生わずか50年~」と言われた時代、桜と人生は重っていたんですね。
娘が生まれると庭に桜を植えて、嫁ぐ日は、その桜の木で嫁入り道具を作って持たせる。
こんな風習もありました。
桜は気温に敏感なので、見事な開花の為には、<桜守り>と呼ばれる人が、日々、桜の変化に目を配り、寄り添っていく人が必要でした。
これは人間が成長していく姿に重なり、桜が愛される所以でもあると思います。
一人の人が成長するまで、両親は勿論、これほど人の支えを必要とするのは人間だけです。
オリンピック連覇をした羽生結弦さんは語る~
自分一人で此処に立てる事はなかった。
支えてくれた全ての人に<ありがとうございます。これ以外の言葉はありません」
危機感を乗り越え勝利した言葉に感動しました。
金メダリストには誰もがなれませんが、桜をジット見守り支える<桜守り>の如く、
人の幸福を心から願う、そんな人生でありたいと願いました。
スポンサーリンク
日本には素晴らしい桜の名所が沢山あります。
樹齢千年を超える桜もあり、ジット歴史を見つめてきた桜の前に立つと、
些細なン日常の悩みが恣意さな事のように感じられ、心が豊かになります。
又、日常の暮らしの中でも、ちょっと視野を広げると
「こんな処にも桜が~~何頃からあったのかな~」
桜の美しさに心が豊かになりますよ。
春の空を見上げ、ゆとりある日常でありたいと思います。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク